講習会

某保険会社主催の、整備工場向け技術講習会があったので、
父の命により行く羽目になりました。


今回の講習内容は、車の電気回路に関するもの。


一般に、車の電気回路は(ライトを例にとると)、
電源が発電機及びバッテリー*1で、
そのプラス端子から出たコードをライトに、
ライトからは車のボディにつながっています。


なぜ、ライトから発電機及びバッテリーのマイナス端子へと、
直接もどって行かないかと言うと、
車の回路は基本的に、マイナス側はボディを介して端子につながっているんです。
ボディが配線代わりということです。


ただ、ボディは配線よりも電気抵抗が大きいので*2
ロスがあることは確かです。


講習では、このロスを減らすための方策を教えてくれました。
ロスはたかが知れているとはいえ、車自体の電源は12から14ボルトほど。
少しのアップでも、
例えばライトならはっきり明るくなったと分かるくらいの変化があり、
けっこう効果が実感できるサービスとなるのです。



が、しかし。
この講師は信用できませんでした。
前述の理論は正しいと分かります。
でも、目的に対して取っている方策と結果がちぐはぐ。
おそらく、目的と手段の関連を見失った人と見ました。


父が今やってるやり方のほうが、
だいぶ目的に対して正確に対応できてるよ。


ってわけで、朝から夕方まで講習があったんですが、
とても無駄な時間となりました。



あーあ。怒りに任せてタラタラ書いちゃったー。

*1:走行中はバッテリーよりも発電機のほうが電圧が高くなるので、走ってるときは電源が発電機になってます。その間バッテリーは発電機の電気を充電。

*2:と言っても、知れてますが