OZ

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昨日からずんやり聞いてます。


端的な感想は、
この世界の広さにくらくらしてしまいそう。
ってとこです。



もとは笹木さんから勧められて聞き始めた中村一義
アルバムを1枚借りたのですが、瞬く間に夢中になってしまい、
出てるアルバム全てを買ってしまいました。


どこに惹かれたか、ということですが、
音も詞も声も、それぞれとても好きなんですけれど、
それだけでは、ここまでのめり込んだ理由とするには足りない。


なので、それらを全てを含めた上で思う「良さ」は、
表現している世界を聞く心地よさ、ではないかと思います。


笹木さんが評して言った
「アルバムが出るたびに、これほど毎回成長の分かる人はおらん」
ってのがあるんですけど、
これも興味を引く一因です。


最初の作品では極個人的な、内側へ内側へという傾向。
それが、2作目3作目といくにつれ、
内側へ向かっていたものが、外側へと広がっていくのがよく分かりました。



今回の100sとして出した新作は、さらに外へ行っちゃった。って思った。
すごい力強く愛を歌うんだもんなぁ。カッコいい、ロックだ。
聞いていると、頭の中で開いてなかったところが
するするっと解けちゃいそう。


以前の自らを掘り下げて掘り下げていってた曲を聞いているからこそ、
今の、世界を見渡すような大きさを持ち、そして前向きな曲を聴くと、
妙な感慨を持ってしまいます。



あと、歌詞と対になって載ってる写真も素敵です。